という人に向けて書いた記事です。
物理化学で受験した方のほとんどは生物が苦手だと思います。
僕自身、生物は高1の時にさらっとやった程度なので今でも生物は苦手です。
大学にもよると思いますが、薬学部の講義は“高校で履修していること”を前提にどんどん進んでいきます。
高校の時履修していた人も履修していなかった人も同じ講義を受けます。
なので、生化学や機能形態の講義では理解しづらい部分が多かったです。
そんな時、図書館で偶然見つけて、
ぼく
東京化学同人の『薬学の基礎としての生物学』です。
本のカバーは地味でつまらなさそうな雰囲気ですが、
中身は高校生物未履修者でもすんなり理解できるくらいわかりやすいです。
目次はこんな感じです↓
本文の前には穴埋め問題、章末には発展問題が載っています。
こんな感じ↓(ぼかしてます)
この「プライマリー薬学シリーズ」は同じ東京化学同人の「スタンダード薬学シリーズ」を読む基礎を身に付けるために作られた本です。
なので、機能形態学や生化学の教科書が難しいと感じる人におすすめです。
書店に行けば生物初学者向けの本はたくさんありますが、ほとんどの本には薬学生には必要のない分野の内容も含まれています。(主に植物系)
ですが、今回紹介した本は薬学生向けに作られているので、薬学生に必要な部分だけを学ぶことができます。
たぶんどこの薬学部の図書館にも置いてあると思います。
気になる方は、一度図書館で探してみましょう。
新品だと2592円してしまうのですが、中古だとかなり安く買えます。
僕はメルカリで300円くらいで買いました。
ヤフオクやAmazonでも売ってるので、そちらで購入するのもいいかもしれません。
ねこ
おわり
薬学部の体験記はこちらの記事に書いています↓
【薬学部】二浪薬学生の学生生活体験記【1年生編】