「Google AdSense」という呪い

このブログに貼っていたGoogle AdSense(グーグルアドセンス)の広告を全て外した。

ブログの見栄えが良くないのと、そもそも僕自身アドセンス広告をクリックしたことがないからだ。

 

アドセンス広告を貼っておけば、ブログのアクセス数が増えるだけでも、いくらかお金が入ってくる。

そういうこともあり、内心「アドセンス広告貼らない方がいいかもな〜」と思いつつも、外していなかった。

しかし、最近になって考え方が変わった。

 

アドセンス広告をクリックしないのにアドセンス広告を貼るのは、自分が欲しいと思ってないものを誰かに勧めてる行為に近いのではないか?と思うようになった。

広告そのものが悪だと言ってるのではない。

商品やサービスの価値を伝える手段であり、それによって救われる人も多くいると思うので、広告そのものを否定する気はない。

 

しかし、アドセンス広告は時々毒になる。

読者の興味関心によって、広告が自動で切り替わる仕組みが完全でないからだ。

ほとんどの場合は、その読者にとって、そこまでメリットのないものであることが多い。

言い換えると、記事を読むのに邪魔になってることが多い。

 

もちろん、ブログにアドセンス広告を貼ると、広告主とGoogleには貢献することになる。

しかし、その分、読者がちょっと損することになる。

 

そこから巡り巡って、ブログの書き手も損することになる。

どんな形であれ、読者を不快にさせる行為が書き手のメリットになる訳がない。

なので、今後、このブログではアドセンス広告は貼らない。

 

一方で、アマゾンアソシエイトのように、自分がおすすめする商品を紹介するためにリンク(広告)を貼るのは今後も続けていく。

これはアドセンスと違って、僕自身が他の人のブログを読んで、アマゾンのリンクを踏んで商品を買うことがあるからだ。

 

実際に使ってみて、抱えてる悩みや問題が解決した商品を紹介することは、読者にとっても、販売者にとってもメリットがある。

読者にとってメリットがあることをするのは、書き手のメリットにもなる。

これは紹介料が入るメリットよりも断然大きいと思う。

 

お金が欲しければ、もっと別の手段で稼いだ方が効率がいい。

読者がちょっと損するアドセンス広告で中途半端に稼ぐのはやめる。

 

自分を喜ばせたいならもっと自分本位でいいし、誰かを喜ばせたいならもっとその人のことを考えて行動する。

自分が納得できない選択は取らない。

これはブログにおいても言えること。

 

細かすぎるかもしれないが、こういった細かい部分に人の本質は現れる。

細部まで意識を巡らし、誇れる自分でいる。

 

そのためにアドセンスをやめる。

これでいい。