【若林正恭】『社会人大学人見知り学部卒業見込』を読んだ感想

お笑いコンビ、オードリーの若林さんが書いた本です。

『ダ・ヴィンチ』という雑誌に掲載されていた連載がまとめられています。

いろいろなテレビ番組を見て、若林さん面白いな~と思っていたので、この本を読んでみました。

 

芸人として売れてからの若林さんしか知らなかったので、とても新鮮でした。

売れる前の生活や売れてからの葛藤についても詳しく書かれていて、共感できる部分も多かったです。

何かとひねりたがる人、斜に構えてしまう人は共感できる内容だと思います。

 

今は丸くなったみたいですが、かつての若林さんはものすごくとがっていた、ということがわかりました。

とがっている自分と求められている自分の違いで悩んでしまうのは、芸人さんならではだなと思いました。

 

220ページくらいしかないので、いつもなら2時間くらいで読んでしまう本です。

しかし、1つ1つ考えさせられる内容だったので、1週間ぐらいかけてじっくり読みました。

中でも特に参考になった部分について紹介したいと思います。

 



特に参考になった部分

「がんばれ!」より「応援してます!」

ぼく自身、街で声をかけられた時に「がんばれ!」と言われるより「応援してます!」と言われた方がなんか嬉しかったりする。
「がんばれ!」の取り扱いは難しい。使い方を誤ると大変なことになる。

 

頑張れるのに頑張ってない人に対しての「がんばれ!」はプラスに働くのかもしれないですが、それ以外の「がんばれ!」は逆効果になってしまうこともあると思います。

もう頑張ってる人からしてみれば「いやもう頑張ってるんだけど!」って感じです。

 

それに対して「応援してます!」は単なる個人的な感想です。

「がんばれ!」ほど相手に頑張ることを求めていない感じ。

これは自分にとっても相手にとってもいいことだな、と思いました。

相手の気持ちを考えずに言う、なんとなくの「がんばれ!」は言わないように気をつけます。

 

本を読んだだけじゃ変わらない

「自分を帰る本」を読んだ後は、意識しているから3日ぐらいはその形になるが、日常に晒され続けるとすぐに元の自分の形に戻る。

 

僕もかなりの冊数「自分を変える本」を読んできましたが、そんなに変わっていません。

本を読んだことで視野が広まり、いろいろな考え方を受け入れることはできるようになりました。

ただ、自分自身はそんなに変わってない気がします。

 

「自分を変える本」は自分を変えるきっかけにはなるのかもしれないですが、本当に自分を変えるためには毎日の行動を変えていくしかないのだと思います。

あまりにも変わらないので、自分でいろいろ経験してみた結果をもとに自分専用の「自分を変える本」を作ろうかなって思ってます。

不特定多数に向けて書かれている本よりも、自分にだけ向けて書いた本を読んだほうが変われる気がします。

気がするだけですけど…

 

ネガティブ防止のために没頭する

ぼくは東京に帰ってから没頭ノートというものを作った。ネガティブモンスターに捕まりそうになった時のために、没頭できるものを用意しておくのだ。ドラキュラが現れた時に、十字架をかざすように。

若林さんの言う「没頭ノート」とは、没頭できそうなものを書き連ねたノートのことです。

没頭できそうなものについて考えることに没頭する。

そして、実際にノートに書いたことに没頭してみる。

心がネガティブに支配されないように、あらかじめ手を打っておくのはいいなと思いました。

 

深夜、部屋の隅で悩んでいる過去の自分に言ってやりたい。そのネガティブの穴の底に答えがあると思ってんだろうけど、20年調査した結果、それただの穴だよ。地上に出て没頭しなさい。

 

「自分の中のネガティブを完全に消し去ることはできないから、他のことに目を向けよう!」

というように解釈しました。

実際、どんなに考えても解決しないことはあります。

それについて考えることがダメだとは思いません。

でも、考え続けることによって気が滅入ってしまうくらいなら、楽しいことを考えるのに時間を使ったほうがいいなと思いました。

 

まとめ

ひねくれてる自分、ネガティブな自分と上手に付き合っていくヒントをもらった気がします。

また読みたいと思える本でした。

 

おわり