ピアノ初心者の成長過程をまとめた動画を12個比較してわかったこと

以下のようなピアノ初心者が成長する過程をまとめた動画を12個見て、再生数が多い動画にはどのような特徴があるかを調べてみました。


 

調べようと思ったきっかけは、進撃のYさんの努力と成長をまとめた動画を見たことです。


ぼく

YouTube始めたいけどどんな動画を投稿すればいいんだろう?
と思っていた時にこの動画に出会いました。

 

動画を見て、

ぼく

こんな感じの動画なら自分にも作れそうだ!

ぼく

ちょうどウクレレ始めたかったし、ウクレレで同じ感じの動画を作ってみよう!
と思いました。

 

せっかく動画を作るならより多くの人に見てもらえる動画を作りたいです。

なので、努力や成長の過程を見せてる動画で再生数が多いものの特徴を調べてみました。

この記事では、ピアノ初心者の成長過程をまとめた動画を比較してわかったことをお伝えします。

 



今回の調査で見た動画

ピアノ初心者の成長過程をまとめた動画

努力や成長過程をまとめた動画には、ギターやドラムなどの楽器以外にも絵画やダイエットなど様々なものがあります。

今回は「楽器の中でも特に動画を出してる人が多い」という理由からピアノの動画を調べてみました。

調査したのは日本2人、海外10人の計12人の動画です。

 

有名YouTuberの動画は除外

有名YouTuberの「初心者が1ヶ月ピアノを練習してみた」「24時間を練習してみた」系の動画は、調査から除外しました。

登録者の多いYouTuberがこのような動画を出すと、練習期間が短くても再生数が増えるからです。

楽器動画メインに出している人を調査しました。

 

毎日投稿系も除外

練習動画を毎日投稿している人は、一定期間分をまとめて出す人に比べて明らかに再生数と登録者が増えていないからです。

人気YouTuberや有名人でないと、毎日練習動画を投稿して再生数と登録者を増やすのは難しいと思います。

再生数が多い動画を作るための調査なので、毎日投稿系は除外しました。

 

具体的な分析方法

グーグルのスプレッドシートに再生数、コメント数、登録者数、サムネ画像などをまとめて比較しました。

 

再生数を動画公開日からの日数で割った「再生数増加速度」

コメント数を動画公開日からの日数で割った「コメント数増加速度」を求めて、伸び率の高さを割り出しました。

伸び率の高いものは青、低いものは赤で塗りつぶしています。

 

ここからは収集したデータを分析してわかったことについて述べていきます。

 

再生数が多い動画の特徴

  • チャンネル概要欄に熱い想いを書いている
  • 動画時間は短めor長くても飽きさせない工夫をしてる
  • 練習何時間目で何の曲を弾いているかのテロップが常にある
  • 動画概要欄に時間ごとに弾いてる曲の曲名がまとめられている
  • 動画の最初の方と最後の方のギャップがすごい
  • ピアノ未経験者でも知ってるようなメジャーな曲を弾いている

 

チャンネル概要欄に熱い想いを書いている

ピアノ成長過程まとめ動画で日本人で1番再生数の多いコウセイピアノマンさんのチャンネル概要欄です↓

<<チャンネル概要説明>>

大人になってからピアノを始めた僕(コウセイ)が ひたすらピアノを練習し それを習得していく課程をシェアしています。 (目標:2023年末までに10000時間練習)

<<このチャンネルで伝えたいこと>>

それは「人間の可能性」です。 ピアノに限らず何事も練習すればどこまでも上手くなれると信じています。 「大人になってから始めても遅すぎる」とか 「才能がないと上手くなれない」とか 世の中では可能性を否定する人が多いように感じます。

しかし本当にそうなのか実際にやってみて確かめてみたいと思います。

 

世界で1番再生数の多いBrandon Hawksleyさんのチャンネル概要欄です↓

Hi there!

I started learning piano as an adult back in 2017, and it has become a huge passion of mine. So much so, that I’m now studying Music at University!

My biggest love is for Classical and Video Game/Anime music, so if that’s your thing you might want to subscribe, as I plan to post performances of pieces in those genres from time to time.

I hope to connect with my fellow classical/video game/anime pianists here on YouTube and spread the love for this amazing music with you 😀

I don’t use social media much, but do use Instagram: https://www.instagram.com/brandon.hawksley/ Enquiries: hawksleypiano@gmail.com

  • なぜピアノを始めたのか?
  • 何を伝えたいのか?
  • これからどのような動画を出していくのか?

これらのことが共通して書かれています。

ただ何となく投稿している人よりも、熱い想いを持って投稿している人に惹きつけられるのかもしれません。

 

動画時間は短めor長くても飽きさせない工夫をしてる

再生数の多い動画は、長くても15分程度です。

コウセイピアノマンさんの動画は、8分27秒しかありません。

同じような画が続くと視聴者が飽きてしまうので、あまり長い動画は好まれないようです。

 

飽きさせない工夫としては、以下のようなものが見られました↓

  • 練習中の気づきや学び、その曲に関するエピソードがテロップで流れている
  • 色々な角度から撮影している
  • 30秒以内に場面を切り替える
  • 曲の盛り上がる部分を流す

 

練習何時間目で何の曲を弾いているかのテロップが常にある

練習時間を表す「○時間目」や「○hours」と一緒に曲名が常に画面上に表示されています。

これにより飛ばし見しやすくなり、視聴者が自分の見たいところを見やすくなります。

 

動画概要欄に時間ごとに弾いてる曲の曲名がまとめられている

動画概要欄もしくは投稿者のコメントにタイムテーブルのようなものが書かれています。

これがあると時間ごとに何の曲を弾いてるかが一目でわかって便利です。

(こういうやつです↓)

Adult Beginner Piano Progress – 1 Year of Practiceの概要欄より引用

 

動画の最初の方と最後の方のギャップがすごい

素人が見ても上達してるのがわかるぐらい動画の最初の方と最後の方のギャップがすごいです。

 

ピアノ未経験者でも知ってるようなメジャーな曲を弾いている

自分が知らない曲よりも知っている曲の方がより楽しめます。

成長過程まとめ動画を見る人は経験者ばかりではないので、未経験者でもわかる曲を入れた方がより多くの人に見られやすくなるのだと思います。

 

再生数が少ない動画の特徴

  • 時間ごとに弾いてる曲の曲名がどこにも書かれていない(タイムテーブルのようなものがない)
  • 練習何時間目の映像なのかのテロップがないor一時的に出てすぐ消える
  • 弾いてる曲の曲名のテロップがない
  • 曲の盛り上がらない部分を詰め込んでいる

 

基本的には再生数が多い動画の特徴の逆です。

しかし、内容自体はそこまで再生数の多いものと違いがあるようには見えませんでした。

内容よりも見せ方(編集)が大事なんだと思います。

 

意外と関係なかったこと

  • 顔出しの有無
  • 性別
  • 動画投稿数
  • サムネ
  • 撮影期間

調べる前は再生数に関係あると思っていたけど、調べてみたら関係なかったことを紹介します。

 

顔出しの有無

調査前は顔出しありの方が再生数が多いと思っていましたが、必ずしもそうではないみたいです。

見せ方によっては、顔出しなしでも再生数と登録者数は増やせます。

 

顔出しなしで再生数が多い動画です↓


これだけ手の込んだ編集をするのは難しいですが、視聴者を飽きさせない演出があれば顔出しなしでも再生数は増やせるみたいです。

 

性別

再生数増加速度1位、2位は男性でした。

女性の方が再生数が多いかと思っていましたが、必ずしもそうとは限らないみたいです。

 

動画投稿数

100本以上投稿して登録者1000人未満の方も入れば、Brandon Hawksleyさんのように5本で登録者20万人以上いる方もいます。

 

サムネ

サムネによる差はあまり見られませんでした。

凝っていてもシンプルでも大差ないです。

ただ、練習期間と練習時間を入れてるサムネの動画の方が再生数が多い傾向にありました。

 

撮影期間

撮影期間は1年あれば十分で、それ以上撮り溜めしてもあまり意味がないことがわかりました。

例えば、こちらのdvdPlayfairさんの動画は撮影期間が10年です。


しかし、再生数は18万ほどで他の人と比べると少ないです。

 

一方、こちらのdinkyduongさんの動画は撮影期間が7ヶ月にも関わらず、再生回数が180万回以上あります。


撮影期間は長ければ長いほどいいという訳ではないようです。

 

調査・分析して作ろうと思った成長過程動画

「再生数が多い動画の特徴」「再生数が少ない動画の特徴」を踏まえると、以下のような動画が再生されやすいと考えられます。

  • 動画時間は15分以内
  • サムネにはかかった期間と時間を入れる
  • 動画概要欄とチャンネル概要欄に熱い想いを載せる
  • 概要欄とコメント欄にタイムテーブル的なものを用意する
  • 定期的にカメラの位置を変えて、色々な角度から撮ってみる
  • 出来るだけ多くの曲を入れる
  • 出来るだけ盛り上がる部分を詰め込む
  • 1曲できれば30秒以内
  • 気づきや学びをテロップに入れる
  • 色々な言語に対応する

 

調査・分析を終えた感想

他人の動画を真剣に分析したのは初めてでしたが、色々な発見があって楽しかったです。

「再生数が少ないからといって内容が悪い訳ではない」ということがよくわかりました。

 

同じような内容であっても、見せ方(編集)によって再生数が大きく変わります。

見せ方の違いは些細なものですが、ちゃんと見ると再生数が多い動画と少ない動画の違いがよくわかります。

動画投稿数は再生数と登録者数と関係ありません。

なので、出来るだけ少ない労力で再生数と登録者数を増やせる動画を作りたい場合は、こういった事前のリサーチはすべきです。

 

今回の調査結果をもとにウクレレ演奏の成長過程をまとめた動画を作っていきたいと思います。

 

終わり