【水野敬也 鉄拳】『あなたの物語 人生でするべきたった一つのこと』を読んだ感想

人生でするべきことを擬人化した精子が教えてくれる本です。

精子同士の競争に敗れてしまった、つまり着床できなかった精子からのメッセージです。

着床できなかった精子達が悔しそうな表情を浮かべることなく、爽やかな表情で着床できた精子を見送っているシーンが特に印象的でした。

 

以下、着床できなかった精子達が私たちに伝えたいメッセージです↓

世界を── 楽しんでください。今、あなたがいる場所は、3億の私たちが行きたかった世界。── 生きたかった世界

だから私は願います。誰がなんと言おうと、あなたには、世界を楽しんでほしい。

せっかく生まれたんだからこの世界を楽しもうよ!っていう感じですね。

 

あと、巻末に精子が受精するまでの過程が生物学的に述べられていました。

  • 精子について
  • 第一の関門 〜子宮の入り口〜
  • 第二の関門 〜白血球〜
  • 第三の関門 〜子宮内部
  • 最後の関門 〜卵子〜
  • 命の誕生

卵子にたどり着くまでが大変なのは知っていましたが、卵子にたどり着いてからも大変なのは知らなかったです。

最終的に約100個の精子が卵子にたどり着くのですが、たどり着くだけではダメで、卵子の表面にある固い殻を破らなければならないそうです。

精子の頭の部分にある酵素を使って、卵子の表面の殻を破ってようやく着床になるわけです。

ただ水野敬也さんの本を読みたいと思って、作者名だけ見て中身を見ないで購入したのですが、思わぬところで勉強になってよかったです。

 

おわり