【水野敬也】『たった一通の手紙が、人生を帰る』を読んだ感想

手紙の書き方だけでなく、気遣いやサービスの本質も学ぶことができる本です。

ただ単に書き出しや結の部分の書き方についてだけでなく、相手をいかに喜ばせるかに焦点を絞って書かれています。

この本に書かれていることは、手紙だけでなく、ブログやメールで書く文章でも使えそうだなと思いました。

 

この記事では、特に印象に残った部分を紹介します。



特に印象に残った部分

「感謝・感動」を伝える手紙を送るとき大事なのは「具体性」と「本音」

ただなんとなく「感謝しています」と書いても相手の心には刺さりません。

相手からしてみれば、その言葉が本音なのかお世辞なのかがわからないからです。

 

相手を喜ばせたいのであれば、何にどう感謝したのかを出来るだけ具体的に書く必要があります。

そして、本当に心から感謝していることであれば、具体的に書けるはずです。

 

『ファンレター』の章では、小説家の朝井リョウさんがつんく♂さんに送った手紙が載せられています。

読んでみると「本音」と「具体性」が存分に詰め込まれているのがわかります。

そのおかげか、つんく♂さん以外が読んでも感動できるくらい素晴らしいファンレターだなと思いました。

ファンレターのお手本として、国語の教科書に載せてもいいレベルで素晴らしいです。

本音で具体的に感謝を書いていくことの大事さに気づかされるお手紙でした。

 

文章能力の高い人は自意識過剰である場合が多い

自意識過剰な人は他人からどう思われているかを過剰に気にして、文章も他人目線を強く意識するため、精度の高い文章が書けるという理屈です。

自意識過剰の人は、人に見せる前に、自分の文章の課題を見つける癖がついている

「自意識過剰」はよくないことだと捉えられがちですが、文章を書くことにおいてはプラスに働くこともあるみたいです。

よりわかりやすく、見やすいブログ記事を書いていくためにも、少なくても自分の書く文章では自意識過剰でありたいと思いました。

 

文章コミュニケーションには、「どれだけ修正しても良い」という特性がある

相手に発信するまでは何度でも直せるところが文章の良いところです。

より良い文章を書くために何度も推敲を重ねることができます。

 

自分の持つ能力を疑い、自分に自信を持てない僕が、唯一自信を持って言えるのは、この「直す」という作業を誰よりも愛しているということです。

あとがきに書かれている言葉です。

水野敬也さんが多くの人の心に刺さる文章が書けるのは、様々な体験を積んできただけでなく、何度も何度も自分の書いてきた文章を直してきたからなのでしょう。

水野さんがこれほどまで面白い文章や感動させる文章が書けるのは才能だと思っていましたが、才能だけではないということに改めて気づかされました。

 

まとめ

文章の書き方だけでなく、文章を書くときの「心構え」も学びました。

特に『ファンレター』と『ラブレター』の章が特によくて、自分もこんなファンレター、ラブレターを書きたいと思いました。

ブログを書いている身として、文章で人に感謝・感動を伝えることの素晴らしさを改めて知れてよかったです。

これからも自分の文章に対しては満足せず、「直す」を繰り返し、より心に刺さる文章が書けるように精進していきたいです。

そして、いつか水野敬也さんのように多くの人を喜ばせ、感動させる文章を書けたらと思います。

 

おわり