【佐々木典士】『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』を読んだ感想【モノ<経験】

ざっくりまとめると、「モノを減らすと人生が変わる」という内容の本です。

最低限のモノしか持たない「ミニマリスト」ってやつです。

 

ミニマリストというと、モノを減らすことに快感を感じている人達というイメージでした。

確かに言ってることわかるけど、それにしても減らしすぎじゃない?と思っていました。

ですが、この本を読んでみて、ミニマリストの人達のイメージが変わりました。

 

ミニマリストはあくまでも“自分に”必要なもののみを持つ人のことです。

あらゆるモノを捨てた修行僧を目指している人達ではありません。

モノをただ減らすことを美としているわけではないということです。

 

なんとなくミニマリストの人達は「行き過ぎている」イメージがあったのですが、この本を読んでみて

「一理あるな」

と思いました。

ミニマリストやりすぎじゃない?と思っている人におすすめの本です。

 

今回この本を読んでみて、参考になった部分を紹介します。

 



特に参考になった部分

減らすことが目的ではない

ぼくが思うミニマリストは、ただ他人の目線だけを気にした「欲しい」モノでなく、自分が本当に「必要」なモノがわかっている人。大事なものが何かわかっていて、それ以外を「減らす」人のことだ。

これは結構大事なことなんじゃないかなと思います。

ただ減らすことを目的としてしまうと自分にとって大事なものまで捨ててしまう気がします。

 

それは、ただ体重を減らすことだけを目的としたダイエットと一緒です。

ダイエットは、美しくなることだったり、健康になるためにするものです。

体重を減らすことを目的としてしまうと、美しさや健康まで減らしてしまいます。

 

大事なモノをより大事にするための一つの手段として、「減らす」という選択肢があるんだという認識は非常に大事だと思いました。

 

写真に撮って捨てる

これは捨てづらいもモノを捨てるテクニックとして紹介されていました。

モノが画像になるので、かさばらなくなります。

モノを捨てたからといって思い出がなくなるわけではなく、写真があればいつでも思い出せます。

 

モノ自体に思い入れのあるモノに関しては捨てようとは思いません。

ただ、モノ自体に思い入れが備わってないモノに関しては、写真に撮っておいて捨てるのもありだなと思いました。

 

「モノ」よりも「経験」の方が尊い

幸せの「持続時間」が長いのは経験の方だ。だから誰かと比べるためにモノを買うより、行動力を上げて経験を積み重ねた方が、はるかに豊かに感じられるようになる。そして経験は人とは比べにくいものだから、特別な経験でなくていい。

人がモノを欲しいと思うのは、飽きてしまうからだそうです。

新しいモノを手に入れても、時間が経つにつれ慣れていき、飽きていく。

飽きるとまた新しいモノを欲しくなる、の繰り返しだそうです。

 

これはしょうがないことだと思うのですが、やっぱりちょっと寂しいなと思いました。

モノを増やすということはある意味中毒性の高い行為です。

モノという餌に釣られてひたすら走り続けるラットレースとも言えます。

快感に慣れるともっと強い刺激が欲しくなる、という流れは他の中毒性の高い行為とさほど変わらないと思います。

終わりのない旅です。

 

だからこそ、著者の言うように経験を重視していくことが大事だと思います。

確かに実際に自分の人生を振り返ってみると、モノよりも経験の方が幸せの持続時間は長いなと感じます。

特別な経験でなくても、その時に感じる気持ちだったり、思いは自分だけの唯一無二のものです。

オンリーワンです。

他の人と比べづらく、優劣が存在しないので、劣等感を感じることもないです。

経験を積みたくなりました。

 

まとめ

ミニマリストってやりすぎじゃない?って思ってる人におすすめです。

「モノを持たない=善」「モノを持つ=悪」みたいな考え方なのかなって思ってたのですが、全然違いました。

自分にとって大事なものをより大事にするために、必要のないモノは持たない方がいいんじゃない?という正論でした。

モノを増やす時も減らす時も他人の目は気にせず、自分を基準に考えるということが大事だということです。

 

確かに私服を制服化して数着しか持たないとかは極端かな~とも思います。

僕は割といろんな服を着たい派なので、これはできません。

でもこれでいいんです。

うちはうち、よそはよそ

これでいきましょう。

ブータン

ブブー(豚肉はいる?)

きぬ

豚肉はいるよ!

ブータン

ブー!(よかったぁ!)

 

おわり