【水野学】『センスは知識からはじまる』を読んだ感想

「センスとは何なのか?」「センスはどうすれば磨けるのか?」について書かれている本です。

センスはいろいろなものを知ったり、いろいろな体験をしないと磨かれないということがわかりました。

 

著者の水野さんは、商品の対象となる人を具体的に思い浮かべるためにいろいろな年代向けの複数の女性誌を毎月読み込んでいるそうです。

参考 水野学Wikipedia

幅広い分野で「センスがいい」と評される水野さんのセンスがいいのは、幅広く知識を積み重ねているからです。

 

この本では「客観情報を増やすことがセンスを良くする」ということが繰り返し述べられています。

好き嫌いという主観ではない客観的な良し悪しを判断できる力は、客観情報(知識)を増やすことでしか磨かれません。

 

ぼく

そうは言っても結局センスって感覚的なところがあるんじゃないの?

と思っていたのですが、次の文章を読んで「センスは知識で磨かれる」ということが確信に変わりました。

 

「あ、この商品センスがいいな」と消費者が思う時、感覚で判断しているようで、実はその根っこに知識があります。「いいな」と思った根拠を言葉にするのがとても難しく、なかなか言語化できないので、「なんかいい」「いいものは、いいんだ」と片付けてしまいますが、実は説明可能です。

どんなに周りが素晴らしいと思うものでも、知識がなかったらいいのかどうかよくわからないですよね?

普段あまり意識することはないですが、良し悪しを判断できるのはそのものに関する知識があるからです。

 

メイクのことを全然知らない人に話題のコスメグッズの良さを語っても良さは伝わらないでしょう。

同様に、車のことを全然知らない人にアルファロメオの良さを語っても良さは伝わらないと思います。

↑のように考えることで「知識がセンスに直結している」のが理解できました。

 

水野さんのように、本屋に行った時には普段読まないような雑誌にも手を伸ばしていこうと思いました。

 

おわり