【スペースタイム】『科学史ひらめき図鑑』を読んだ感想

歴史的な発見や発明のきっかけとなった出来事やひらめきについて書かれている本です。

 

イラスト入りでわかりやすく解説されています。

学生時代、教科書を読む前にこの本を読んでおきたかったです。

法則や公式を学んで問題を解く前に、科学者や技術者のエピソードを知ってた方が勉強を楽しめるのではないかと思います。

 

この記事では、読んでみて特に面白いと思った部分を紹介します。

 



特に面白いと思った部分

  • 既存の技術を組み合わせたグーテンベルク
  • 権威に屈せず間違いを指摘したゼンメルワイス
  • 不要な遺伝子を残すことで、必要な遺伝子を突き止めた山中伸弥氏

 

既存の技術を組み合わせたグーテンベルク

グーテンベルクは、ぶどう絞り機というぶどうを潰す機械(ワイン用)を改良し、活版印刷技術を生み出しました。

ぶどう絞り機を作った人も、まさか自分が作った機械が活版印刷に使われるとは思ってもいなかったでしょう。

このような「ひらめき」を得るためにも、自分の世界に閉じこもらず、いろいろな世界を見ていきたいと思いました。

 

権威に屈せず間違いを指摘したゼンメルワイス

ゼンメルワイスは、消毒手洗いを徹底的に行うことで産褥熱患者を減らせることを発見しました。

しかし、当時、医師の手が病気の原因であるという考えは非常識とされ、受け入れられませんでした。

ゼンメルワイスの考え方が普及したのは、ゼンメルワイスの死後です。

 

今では手術前に手を洗うのは常識であり、なぜ当時受け入れられなかったのかが不思議です。

1つの視点でものごとの良し悪しを判断せず、様々な視点から考えられるようにいろいろな世界を見ていきたいと思いました。

 

不要な遺伝子を残すことで、必要な遺伝子を突き止めた山中伸弥氏

体細胞を幹細胞にする可能性のある因子の候補を24個の遺伝子に絞りこめたはいいものの、正解の組み合わせはわかりませんでした。

組み合わせは2の24乗で1677万通りあります。

 

そこで、

山中先生

さあどうしよう…

と思っていたら、

先生!23個ずつ入れてはどうでしょう?

と共同研究者の高橋和利さんに言われ、不要な遺伝子を特定することで、必要な遺伝子がわかることに気づきます。

 

不必要なものを除いていくことで必要なものを割り出すという手法は、他の分野でも使えるのではないでしょうか。

「あえて逆からやってみる」という視点は持っておきたいなと思いました。

 

まとめ

科学者の発明や発見に至るまでのエピソードを知ることができました。

グーテンベルク、ゼンメルワイス、山中伸弥氏の話が特に面白かったです。

正直、知識不足でよくわからない部分もありましたが、教科書を読むよりは断然わかりやすいと思います。

理系の人は読んで損はないと思うので、もしよかったら読んでみてください。

 

おわり