水野敬也さんの夢をかなえるゾウの続編です。
『夢をかなえるゾウ』がよかったので2も読んでしまいました。

1に比べると2の方がより小説っぽい感じになっています。
自己啓発本ですが普通に小説を読む感じで読めます。
ガネーシャ(ゾウ)は出てきますが、主人公は1とは違う人です。
あと、1に出てきたあの人が出てきます。
1ほどではないですが、2でも何個か心に刺さる言葉がありました。
その中でも特に刺さった言葉を紹介します。
心に突き刺さった言葉
- 『本』でも解決できへん悩みちゅうのは何なん?
- たった一人の人間を喜ばすんも『成功』なんやで
『本』でも解決できへん悩みちゅうのは何なん?
仕事、お金、人間関係、幸せ・・・・・・人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。そんで本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。その『本』でも解決でけへん悩みちゅうのは何なん?自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?自分は悩みのガラパゴス諸島なん?
ヤフー知恵袋を見ると
ぼく
ぼく
というくらい作り話っぽい悩みも中にはありますが、基本的には同じような悩みです。
自分の頭で考えることも大切ですが、昔の人たちの知恵を借りるのも悪くないと思います。
短時間でいい解決策が見つかるかもしれません。
それこそ、ガラパゴス諸島級の悩みでないかぎりは役に立ちます。
自分の考えをより深めていくためにも、これからも本を読んでいこうと思いました。
たった一人の人間を喜ばすんも『成功』なんやで
自分らは、たくさんの人を喜ばすことだけを『成功』て思てるみたいやけど、たった一人の人間をたくさん喜ばすんも『成功』なんやで
これは刺さりました。
なんとなく「より多くの人により多くの価値を与えることが正義」みたいな感覚持っていたので。
たった一人をたくさん喜ばせることは、もしかしたら一人だけじゃなくて多くの人を喜ばせることにも繋がるかもしれません。
同じようなことで悩んでる人が多いということは、一人の悩みを解決できたら同じような悩みを持つ人も喜ばせることができます。
ぼく
と思っていたのですが、実は多くの人を喜ばせることの近道かもしれません。
まとめ
1よりはなんかアレな感じだったけど2もよかった。
おわり
水野敬也さんの作品でおすすめのものはこちらの記事にまとめています↓
