【ケリー・マクゴニガル】『スタンフォードの自分を変える教室』を読んだ感想

意志力(自分をコントロールする力)を鍛える方法について書かれている本です。

 

やると決めたのにやらなかったり、逆にやらないと決めたのにやってしまう自分を変えたい人におすすめの本です。

意志力の鍛え方と誘惑に負けそうになった時にどうすればいいかを学ぶことができました。

 

ラットたちが自らの快感のために動けなくなるまでレバーを押し続けたという実験の話を読んで、自分もラットと同じようになりかねないと思いました。

私たちは、インターネット上にある様々な情報という名の報酬に支配されかけています。

YouTubeをずっと見てしまう状態は、実験のラットと同じだと言っても過言ではありません。

 

この記事では、特に参考になったところを紹介します。

(誘惑に負けそうになった時にすべきことは自分なりにまとめてみました。)

 



特に参考になったところ

意志力は5分間の簡単な瞑想でも強化できる

意志力は、適度な運動を行い、十分な睡眠時間を取るという規則正しい生活を送ることで強化されます。

ただ、それだけでなく、5分間の簡単な瞑想でも強化できるそうです。

 

やり方は床もしくは椅子に座って背筋を伸ばし、5分間自分の呼吸に集中するだけです。

この瞑想を続けるだけで、ストレスに強くなり、意志力の保有量も増えるそうです。

 

誘惑に負けそうになった時にすべきこと

MEMO
  1. 呼吸をゆっくりにする(瞑想のように呼吸に集中する)
  2. 自分が誘惑に負けそうになっていることを自覚する
  3. とりあえず10分待つ(10分ルール)
  4. 人生に意義を与えてくれる報酬なのか、分別をなくして依存症になってしまうようなまやかしの報酬か区別してみる
  5. 「なぜ自分は頑張っているのか?」という理由を思い出す

 

この本で紹介されている誘惑に負けそうになった時にすべきことの中から、実践的そうなものを自分なりにまとめてみました。

1つずつ詳しく説明します。

 

1.呼吸をゆっくりにする

呼吸をゆっくりにするだけでも意志力が強くなるそうです。

次の2以降を行う準備をし、考える時間を作るという意味でもやった方がいいと思います。

 

2.自分が誘惑に負けそうになっていることを自覚する

まずは、誘惑に負ける瞬間に気づくことが大事です。

いきなり誘惑に抗うのではなく、一旦「自分が誘惑に負けそうになっている」という現実を受け入れた方が誘惑に負けづらくなります。

自分の中に感じる誘惑の波を観察する一手間を入れることで、誘惑に繋がる行動を後回しにします。

 

3.とりあえず10分待つ(10分ルール)

誘惑は一時的なもので、ちょっと待つだけで収まるものもあります。

とりあえず10分待ってみましょう。

 

4.人生に意義を与えてくれる報酬なのか、分別をなくして依存症になってしまうようなまやかしの報酬か区別してみる

10分待っている間に、誘惑に従うことが本当にいい選択なのかを吟味します。

これにより、誘惑への行動力を削ぎます。

 

この時に有効なのが「実験でラットが快楽のために必死にレバーを押し続ける様子を想像してみること」です。

ラットを想像することにより、誘惑に負けそうになっている自分をラットに見立てて、客観的に見ることができるからです。

 

5.「なぜ自分は頑張っているのか?」という理由を思い出す

人はどうしても「時間をかけないと手に入らない大きな報酬」よりも「簡単に手に入る小さな報酬」に魅力を感じてしまうそうです。

「なぜ自分は頑張っているのか?」という理由を思い出すことにより「大きな報酬の魅力<小さな報酬の魅力」の感覚を「大きな報酬の魅力>小さな報酬の魅力」に戻します。

 

これにより、誘惑に負けて好きなことをするのがそれほど楽しそうではなくなり、本来の目標に向けて行動できるようになります。

 

まとめ

科学的な実験や理論に基づいて書かれており、説得力のある本でした。

 

誘惑に負けそうになった時にすべきことを自分なりにまとめてみました。

  1. 呼吸をゆっくりにする(瞑想のように呼吸に集中する)
  2. 自分が誘惑に負けそうになっていることを自覚する
  3. とりあえず10分待つ(10分ルール)
  4. 人生に意義を与えてくれる報酬なのか、分別をなくして依存症になってしまうようなまやかしの報酬か区別してみる
  5. 「なぜ自分は頑張っているのか?」という理由を思い出す

 

おわり