【大原扁理】『年収90万円で東京ハッピーライフ』を読んだ感想【就職しなくても生きていける】

大原扁理さんが書いた本です。

週に2日介護の仕事をするだけで、あとの5日は自由という生活を送っているそうです。

本だけでなく、ブログにも自身の生活の様子が語られています↓

参考 大原扁理大原扁理のブログ

 

年収90万円で、しかも東京で暮らすってどんな生活をしているんだろう?

と気になったので読んでみました。

 

てっきりものすごい節約術について書いてあるのかと思ったら、全然違いました。

いい意味で裏切られました。

 

生きるとはどういうことなのか?欲とは何なのか?個性とは何なのか?について考えさせられました。

 

東京にいながら、週に2日働くだけで生活できていて

ぼく

え?本当に日本に住んでるんですか?

と思ってしまうぐらい、馴染みのない生活スタイルだったので、ちょっとしたカルチャーショックを受けました。

 

ただ、大原さんは決して我慢しながら生活しているというわけではありません。

自分の欲を殺し、生活費を1円単位で節約するカツカツな感じはまったくないです。

 

「1円を削るよりも、1円を削るのに使う時間を読書に当てた方がいい」

という考え方です。

 

自分が関わりたくない人とは関わらず、自分のしたくないことはできるだけしないようにすることを突き詰めた結果、今のような生活スタイルになったそうです。

 

世間的には受け入れられる生き方ではないのかもしれません。

でも、大原さん自身が自分の生き方に満足しているのであれば、全然問題ないんじゃないかなと思います。

 

世間が作った基準から、ちょっとずつ外れていく。

そして、自分の基準に合わせていく。

そんな大原さんの生き方はすごくいいなと思いました。

 

この記事では、特に考えさせられた部分について語っていきます。

 



特に考えさせられた部分

  • 言ってる本人も大した思ってない
  • 個性はにじみ出るもの
  • 今生きることだけを考える

 

言ってる本人も大した思ってない

わたしは「ルールだからダメ」「それって常識でしょ」みたいな場に出くわしたら、五感をフル稼働して相手とその周囲をよく観察してみます。その人たちが、もし目先の「社会的にオッケーとされること」しか見ていないと思ったら、適度に無視します。

言ってる本人が思ってるからじゃなくて、ただ社会的にオッケーだから言ってる言葉って結構あると思います。

 

この場合

なんでそういうこと言うの?
と問い詰めても、大した答えは返ってこないでしょう。

 

それはもともと本人から出た言葉ではないからだと思います。

ぼく

(この人、なんとなく言ってるだけだな〜)

という感じがしたら、適度に無視するのもありだと思いました。

 

個性はにじみ出るもの

個性は外に求めるものではなくて、日々の地道な積み重ねの中から、否応なくにじみ出てくるものだと思います。

「個性的な人」と言うと、なんとなくちょっと変わってる人を思い浮かべませんか?

僕はなんとなく「個性的な人」というと、ちょっと変わった逸脱した人を思い浮かべていました。

 

ですが、上の文を読んでみて

ぼく

個性って別に変わってるってこととは限らないよな
と思いました。

 

よく考えてみれば当たり前のことなのですが、上の文を読むまで気づきませんでした。

もしかしたら、今までの人生で何回も聞いてきた

あの人って個性的だよね
という言葉に惑わされていたのかもしれません。

 

いつの間にか「個性的=変わってる」だと思い込んでいました。

 

自分の個性を出すことは決して人と違った変わったことをするわけではありません。

自分らしさを自分なり追求していった結果、別に出そうと思ってなくても勝手に出ちゃうものが「個性」です。

 

ぼく

この辺は勘違いしないように気をつけないといけないな
と思いました。

 

今生きることだけを考える

将来のことを本気で考えていると、今この瞬間を大切に生きることにどうしても戻ってきちゃう(これは、はなして理屈で説明できる種類のことかわからないけど)。毎日をただちゃんと生きていると、今日のこの日に、今までのことも将来のことも全部ちゃんと含まれている感じがするんです。

毎日をちゃんと生きることが、今までのことも将来のことも全部含まれてるって考え方がいいなぁと思いました。

 

「その日1日をよりよくするために、自分ができる限りのことを精一杯する」

一見、先のことを考えていないような考え方ですが、

この繰り返しが結局、長期的に考えても自分にとってプラスになるんだと思います。

 

まとめ

生き方、欲、お金、個性について考えさせられる本でした。

 

ぼく

節約術だけ書いてある本かな?
と思ったのですが、著者のこれまでの人生についても書かれていました。

 

節約レシピやキッチン周りがイラスト付きで解説されているのもよかったです。

就職はしたくないけど、かと言って起業したいわけでもないという人におすすめです。

 

著者のような隠居生活を実現するのは難しいかもしれませんが、生き方の選択肢は増えると思います。

もしよかったら読んでみてください。

 

おわり